妊娠初期、経腟の超音波検査の後、数日以内に少量の赤い性器出血があった場合や、膣座薬を挿入していて、少量の赤い性器出血があった場合に、流産とは直接関係のない子宮の入り口(膣部)のびらん(ただれ)への経腟プローブや座薬の圧迫による出血がときどきあります。 子宮膣部びらんは、生理的なものや、炎症等によるものがありますが、10人中2~3人程度にあるのです。 妊娠初期に真っ赤な出血が少量でもあれば、すごく不安になってしまいます。 過剰な不安と緊張が持続すれば、それは、流産の危険因子になってしまいますので、くれぐれもパニックにならないで、あわてないでください。