2021年3月、Natureという信頼度の非常に高い医学誌に、「胎盤には胎児に存在しない染色体異常(モザイク現象)がある」ことが報告されました。(Nature 592, 80-85, 2021) 2020年1月より日本でも臨床研究として行われている#PGT-A(着床前胚染色体異数性検査)、以前は、#着床前スクリーニングと言われていた胚(受精卵)の染色体検査は、胚の外側の胎盤になる細胞を採取して検査していますので、「その検査結果が、胎児の結果ではないことがある」ことが証明されたことになります。