移植前の胚の23対ある染色体の数をすべて調べるPGT-A検査が始まっています。 高額な検査ですが、胚の異常の有無について染色体レベルで検査できます。 5日目胚盤胞の総数約100個強の細胞の中の胎盤になる外側の細胞約5個の染色体の数をすべて調べる検査です。 注意点としては、30%ぐらいの胚にモザイクがあるらしく、胎児になる胚の中側の細胞は調べられませんので、結局、PGT-A正常胚でもじつは異常胚の可能性は約30%あるようです。 ただ、PGT-A正常胚を移植したのに陰性ならば、その原因は、子宮側(子宮内環境)の問題である可能性が、より高いということになります。