体外受精で一人目の子を出産した後、3~5回以上胚移植しても、不成功が続いたら、「二人目の着床障害」の可能性があります。 出産後の身体の変化が原因です。 たとえば、母乳の分泌に関係していたプロラクチンというホルモンが断乳した後でも、ストレス等で潜在性レベルの高値であった場合とか、帝王切開等の異常出産により、子宮内膜の免疫機構が一部破たんした場合などです。 その場合は、やみくもに胚移植を繰り返しても、悪循環に陥る可能性があります。 一度、立ち止まって、不育症、着床障害の検査を受けたほうが得策と思います。