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626.#甲状腺薬治療しても流産した方へ

甲状腺薬により治療していても
流産を繰り返されている方が
よく来院されています。

そのような方は、
過去の甲状腺機能低下期間により、

潜在性高プロラクチン血症
になっていたり、

同種免疫異常
になっていたり、

ストレスに弱く、
抑うつ状態になっていたり

することが稀ではありません。


過去の甲状腺ホルモンの
低下期間により、
不育症・着床障害の
上記のような原因が
併発している可能性が高いのです。


甲状腺ホルモンは
脳も含めて、
すべての臓器の新陳代謝を
調節する働きを持っていますので、

そのホルモンの低下期間により、
関連する臓器の機能が
低下していたり
異常になっていたり
しやすいのです。

最終更新日: 2021年08月25日 13:18