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762.難治性の不育症、着床障害

ホルモン治療、
アスピリン、ヘパリン、オルガラン治療
抗生物質治療、
サプリ(ビタミンD、ラクトフェリン)治療、
漢方治療
ステロイド治療、タクロリムス治療、
免疫グロブリン治療
ピシバニール治療
PGT-A正常胚・移植治療
しても、

妊娠しないか、流産してしまう
難治性の不育症、着床障害の方は、

「生殖ストレスと同種免疫異常」
の 「複合的な原因」 

が発生している可能性が高いです。


同種免疫異常の検査としては、
NK(ナチュラルキラー)細胞活性、
TNFα(腫瘍壊死因子)、
M-CSF(M-コロニー刺激因子)
Th1/Th2細胞比(IFNγ)等
があり、

生殖ストレスの検査としては、
当院独自の生殖精神分析
があります。


治療法としては、
支持的精神療法、精神薬物療法と、
ステロイド治療、ピシバニール治療の併用療法
になることもあります。

妊娠前(移植前)~妊娠初期の
支持的精神療法、精神薬物療法には、

特別な専門知識と、
多くの臨床経験が必要です。

最終更新日: 2022年05月12日 15:10