「こうのとりを追って」 の取材で、私がお話した内容の概略
過度のストレスが流産につながることは、多くの研究機関より報告されています。
当院では、不育精神分析と診察の結果により、必要ならば、支持的精神療法を基本として、妊娠中の患者さんにも抗不安薬を処方しています。
過度な緊張や恐怖心により、アドレナリンが分泌されると、拒絶免疫機能を持つナチュラルキラー細胞(NK細胞)が増え、胎児を異物とみなして流産を引き起こす--と考えられるからです。さらに、緊張すると血管が収縮し、胎児への血流量が減るとも考えられています。
私は、赤ちゃんの命を守るため、「薬に1の危険はありますが10の効果があると考えてください」と、患者さんには説明しています。流産を防ぐにはストレスを減らすことが効果的です。
(2011年8月29日付 毎日新聞全国版8面に掲載)
記事の内容は
http://mainichi.jp/life/funin/
こうのとり追って:第3部・不育症/4 心の傷癒えぬまま「うつ」に
◇ストレス対策に服薬も/心理ケアで不安軽減
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