<青木産婦人科クリニック> 不育症・着床障害・婦人科全般

妊娠中期と後期の死産について

胎児水腫での死産事例と出産できる可能性について

質問:昨年第一子を死産しました。25週でした。
胎動がなくなり通院中の産婦人科に行きましたが心音があるから大丈夫といわれ帰され、その数日後に再受診したときには亡くなっていました。
臍帯の過捻転が原因だということでした。
同じ事が続くことはほとんどないと言うことを信じて2回目は普通4週ごとのところを3週ごとに別の大きな病院に通院しました。
20週の時点では何も言われませんでしたが、23週の時に胎児水腫といわれ大学病院へ転院しました。
染色体にもウイルス検査にも異常はありませんでした。
心不全が悪化し29週で帝王切開を受けました。
手術を受けても助からないと言われましたが、もしかしたらを希望して手術しましたがその日になくなりました。
産まれた子はむくんではいましたが普通の子でした。
解剖しても奇形はなく胎児水腫の原因は不明とのことです。

お聞きしたいのは私は不育症ではないかということです。
担当の先生には妊娠初期に流産しているわけではないから不育症ではないと説明を受けました。
しかし可能性の低いことが2回続いたのは偶然には思えません。
赤ちゃんに原因がないのなら、母親側に原因があるのかないのかはっきりさせなければ先に進めない気がします。
先生の症例で私のように胎児水腫で死産になった方はいらっしゃるのでしょうか。
抗リン脂質抗体症候群が胎児水腫を引き起こすような例はあるのでしょうか。
私でも先生の治療で元気な子供を産める可能性はあるのでしょうか。

回答:妊娠中期あるいは妊娠後期の反復死産の場合、自己免疫異常、抗リン脂質抗体症候群、あるいは凝固系の異常による場合が少なからず認められています。
反復死産は不育症です。今は今回のあなたのあかちゃんを十分に供養してあげてください。十分悲しんであげてください。
そうすれば、そのあかちゃんが、あかちゃんがあなたのおなかにいたということが、あなたの子宮内環境を妊娠継続しやすい状態にしてくれます。あせらず時間を十分かけてください。

落ち着かれたら基礎体温を1ヶ月以上つけて、よければ、こちらに受診してみてください。
抗リン脂質抗体を含めて、免疫系と凝固系、内分泌系の身体的検査と精神・神経系の状態検査を2回ぐらいの受診回数ですべて完了させます。
その結果が判明したとき、今までのこともわかると思います。
必ずあなたの元気な赤ちゃんを抱きしめることができますよ。


(お返事を頂きました。)
お忙しい中、メールでお返事を頂き感激しました。
先生のおっしゃるとおり、今は亡くなった2人の赤ちゃんを十分悲しみ、供養していこうと思います。
前回は悲しみから逃れるために、次の妊娠を急ぎすぎました。
「必ずあなたの元気な赤ちゃんを抱きしめることができますよ。」という言葉を胸に、焦らず前向きに生きていこうと思います。
落ち着いたら、そちらに伺います。

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