不育症の検査の必要性について
質問:3回の流産をした30才の者です。
2000年1月に初めての妊娠をしましたが12週で出血し流産とわかりました。
胎児の大きさから10週頃になくなっていただろうといわれました。
一年後再び妊娠しました。
前回のこともあり赤ちゃんに血液が行くようにと小児用バッファリンを飲んでいましたが同じ12週目で出血し入院して治療しました。
原因は判らなかったのですが数日で出血は止まりました。
染色体の異常があるかも知れないということで羊水検査を受けたところ18トリソミーとわかり20週で赤ちゃんとお別れしました。男の子でした。
落ち着いてから今度こそつらい思いをしたくないと思いネットでいろいろ調べて不育症という言葉を知り、担当医にいろいろ質問しにいきましたが私の場合は不育症には当てはまらないといわれました。
不育症の場合は通常12週までに流産してしまうのに私は12週以降も妊娠できたのだからもし調べるのなら不育症よりも染色体の検査をした方が良い。
しかし異常があったとしても治療法はないと説明されました。
治療ができないのなら検査なんてしないと夫と決めていたのですが、やはり次の妊娠が不安になり再び医師に相談に行きました。
しかし今度はまともに相手にしてもらえないため、嫌になりそれっきりになってしまいました。
また冷たくあしらわれるのではと思うと転院する勇気もなくなりました。
それから1年がたちホームページで調べていたところ、ここにたどり着きました。
やはり検査は必要ないのでしょうか。
他の先生にも同じことをいわれたらきっと納得できると思います。
回答:過去2回も辛い思いをされており、次の妊娠に躊躇されるのは当然です。
仮に、このような精神状態で次回妊娠されたなら、精神・神経系のアンバランスという新たな危険因子が気がかりです。
まずは、ご夫婦で染色体検査をしましょう。
もちろん、担当の先生が言われたように、これに関しては治療できませんが、知ることにより覚悟あるいは安心が得られます。
また、異常があったとしても、異常の種類により、どのぐらいの割合で必然的な流産が発生するかという確率が推定されます。最も高い流産率でも約40%です。
それ以外にも、免疫系、凝固系、ホルモン系等の異常が疑われます。
ご夫婦に染色体異常がない場合、それ以外の危険因子を予防治療すれば次回妊娠の成功率は約80%です。




