<青木産婦人科クリニック> 不育症・着床障害・婦人科全般

不妊治療と不育治療について

検査や治療の必要性について

質問:34才、不育症治療歴6年の者です。
体外受精を9回施行しました。
毎回受精には成功し、胚移植はできるのですが成功に至りません。
今通院している病院では胚移植の方法をいろいろ試して下さるのですが自己抗体の検査などはしていませんし、そういった疑いに関してのお話はありません。
私のようなケースはただの不妊症だけでなく不育症の検査や治療は必要なのでしょうか。

回答:非常に難しいご質問です。
2007年現在、世界的研究機関が、体外受精・胚移植による連続妊娠不成功例と自己抗体、あるいは拒絶免疫異常の関係を、解明しようと研究中です。
米国の有名な不妊センターでは、希望すれば体外受精・胚移植の前に、一連の検査として各種自己抗体を検査しているところがあります。
連続する着床障害、化学的流産に対して、その検査結果次第ではいろいろな免疫療法、抗凝固療法、ステロイド療法等が試みられており、すでに一部の研究機関からはその有効性が報告されていますが、否定的な結果も報告されています。

私は、それ以外に精神療法が重要な治療法のひとつと考えて行っています。
また一方では、受精卵自体の偶然的染色体異常等の運命的不成功例も、もちろん多く存在しているわけですが、必然的ではないので連続する原因の可能性は低いと考えられます。

体外受精法は不育症の治療にはなり得ません。
ご夫婦のどちらかに染色体異常がある場合には、理論的に、着床前診断して染色体正常と思われる受精卵のみを胚移植すればその治療効果は大きいと考えられますが、2007年時点での実際の大多数の臨床研究結果では、してもしなくてもその成功率に有意な差は認められていません。
ただ理論的には相当期待できる方法ですから、これからの研究成果が待たれます。

不妊治療と不育治療について

診療案内

交通アクセス はこちら

診療時間
午前 9:30~12:30
午後 3:30~6:00
※土曜日は13時まで
休診日
水曜日、日曜日、祝日の全日、土曜日午後は休診
※診療は予約優先です

ご相談窓口

ご予約について はこちら

E-MAIL
メールはこちらから
(24時間年中無休)

受診を希望される方は、ご予約についてをご覧ください。