<青木産婦人科クリニック> 流産の原因・最善の治療方法について

不育症の検査と治療について

流産の原因・最善の治療方法について

質問:

  1. 2回流産を経験しました。
    胎児側の染色体には異常は見られませんでした。それは私に原因があるということでしょうか。
  2. 子宮卵管造影で(一回目の流産のあと)軽度の子宮腺筋症があると言われました。ある本によると子宮内膜症と違って妊娠により子宮腺筋症は悪化して、妊娠中に症状が進んで流産してしまうと書いてありました。
    治療は子宮摘出が一番でホルモン療法などの効果はあまりないとのことで心配です。
  3. 不妊専門の漢方薬局で漢方を飲んでいます。そこの薬局の先生は漢方を飲んで無事に赤ちゃんを産めるとおっしゃいます。
    病院の先生は一度生理を止めて子宮腺筋症の治療をしたらとおっしゃいます。
    どうすればよいかわからなくなりました。

回答:

  1. 胎児側の染色体に異常はない、つまり運命としての流産ではなく、助けられた可能性が高いというあかちゃんであった、ということから母体側の子宮内環境に原因があったと考えられます。
  2. 子宮卵管造影で軽度の子宮腺筋症を確定することは非常に困難と思います。子宮腺筋症が流産の主要な危険因子となるということはないと思います。
    ただし子宮腺筋症が存在していると言うことは自己免疫異常が存在している確率が高く、その自己免疫異常の種類によっては流産の危険因子になることが証明されています。
    もちろんそれにあった治療を行えば成功率は約80%です。
  3. 漢方療法の不育症に対する治療効果は、あるかもしれませんが、それほど期待できるものではないと思います。
    軽度の不育症で、また少数例で、漢方治療の成功例は報告されていますが。

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