<青木産婦人科クリニック> 夫のリンパ球を注射する治療方法について

不育症の検査と治療について

夫のリンパ球を注射する治療方法について

質問:今年に入り二度目の初期流産をしました。
不安なままでは次の妊娠に積極的になれないので、不育症の検査を受けたいと思っております。
そちらでは二度目の流産から不育症の治療、精査をしていただけるのでしょうか。
また知り合いで夫婦のリンパ球が似ていて夫のリンパ球を注射して子供を産んだ方がみえますがそういった治療はしていただけるのでしょうか。

回答:2回連続流産されたとのこと。
今は、何が悪かったのかを考えるのではなく、流産した胎児をいとおしみ、十分悲しんであげることが最も大切です。
忘れようとしては次の妊娠にとって逆効果です。すこし時間が必要です。
少し元気がでてきたら、また、ご希望があれば、こちらに受診してみてください。

私は不育症を専門としていますので、原因(危険因子)の究明とその治療を担当させていただきます。
私は、1977年に名古屋市立大学医学部を卒業後、不育症夫婦のリンパ球類似性を日本で初めて発見して博士号を取得し、その後1983年に、日本で初めて夫リンパ球による免疫療法を完成して第一号の出産例を経験しています。
現在では拒絶免疫異常の有無について、ナチュラルキラー(NK)細胞活性を中心に検査しており、異常の場合は、さらに改良された治療法であるピシバニール免疫療法を行っています。
2007年までに、2000例以上の不育症患者さんを診させていただいていますが、その成功率は約80%です。


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