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不育症と着床障害のポイント解説 最新記事

院長による分かりやすい最新医学情報をお届けします。

2019.05.30 不育症と着床障害のポイント解説

(34). 子宮環境をイメージする

子宮はニワトリの卵ぐらいです。

膀胱と直腸の間にあります。

ほとんどが筋肉の塊です。

中は空洞で子宮内膜という
受精卵を育てるベッド
でおおわれています。

子宮内膜のベッドは卵巣からの
女性ホルモンで育ちます。

子宮の中は
膣腔を経由して外気と通じているため、

子宮の内膜には、
鼻の粘膜のように、

免疫細胞が多数集積しています。

その免疫細胞が
何らかの刺激で暴走すると、
受精卵(半分異物)を
攻撃してしまうのです。

また、子宮内膜には、
子宮動脈から
約120本のラセン動脈という
らせん状の細動脈が流れており、

その直径は妊娠初期に
約0.05mmと細く、
その血管壁は
神経線維と筋肉細胞で
構成されているため、

過剰なストレスにより
ラセン動脈が収縮して
虚血が起こってしまうのです。

ですから、
不育症と着床障害の検査として、
「同種免疫」と
「生殖ストレス」の状態
の検査が大切なのです。

検査項目については、
当院のホームページの
「治療内容」の中の
不育症・着床障害の検査項目」と
生殖精神分析
をチェックしてみてください。


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よくあるご相談 最新記事

不育症・着床障害についての相談事例を検査・治療・その他に分類してご紹介します。

2017.07.31 よくあるご相談

Q27.妊娠24週で死産しました …

胎動が停止して死産されたならば、子宮内胎児死亡と判断されますので、その場合のストレスによる24週の子宮内胎児死亡の可能性は低いと考えられます。ストレスによる妊娠中期以降の死産の場合、多くはストレスにより子宮収縮が起こり、下腹部痛を感じて、場合により破水が起こり、子宮が胎児を押し出してしまう(非常に早い早産)ようなケースです。

妊娠中期以降の子宮内胎児死亡の原因には、繰り返す原因として、胎盤に血栓ができて胎児への酸素供給が減少する抗リン脂質抗体症候群や血栓性素因、あるいは偶然的な原因として、胎児の染色体異常(13番目、18番目、21番目のトリソミー等)、臍帯異常、胎盤位置異常、感染等が考えられます。

あなたの今の苦しさは、死産した子へのやさしさです。死産した子は、そんなあなたを愛おしく見守ってくれていますよ。


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最終更新日: 2019年05月01日 07:27

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