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不育症と着床障害について

不育症と着床障害のポイント解説

不育症・着床障害のブログにて連載中の内容を中心に転載しました。

細菌やウイルスに感染した場合、
感染を防ぐために、
炎症反応が起こります。 実は、
感染そのものによる流産は ... 続きを読む

知ってほしい不育症

「不育症戦記(作/楠 桂)」(2010年3月19日発売)に寄稿した内容を現在の情報に改編しました。
不育症で悩んでいる人、不育症に関心のある人、また、流産を経験された人、これから妊娠されようとしている人に、読んでいただきたいと思います。

きちんと知りたい不育症

赤ちゃんを授かったにもかかわらず、流産や死産で失ってしまうのは悲しくつらいもの。
それを繰り返す「不育症」については、まだまだ知られていないのが現状です。
不育症の原因、その検査法や治療法、ストレスとの関係について、2018年までの知見をもとにお話しします。
流産、化学流産を繰り返し、先が見えない今、まずは読んでみてください。

つらいことがあったり、ショックなことを言われたとき、自分ががまんすれば……とひとりでかかえこんでいませんか? いつもの生活をちょっとだけ変えてリラックスしてみては?

ご主人にやさしく接して
自分がつらいときこそ、ご主人にも目を向けて。肩をもんだり体にさわってぬくもりを感じればホッとするのはもちろん、そのぬくもりはもっと大きくなって返ってくることでしょう。

血行をよくしよう
手足や首などを冷やさないように心がけ、日ごろから歩いたり、気持ちのよい運動で血行をよくしましょう。入浴もおすすめですが、長ぶろは体力を消耗するのでほどほどに。

苦痛に感じる帰省は見直す
お盆や正月の夫の実家への帰省で「子どもは?」「早く孫の顔を見たい」などの言葉がつらいことも。夫婦で旅行へ出かける、妻の実家に帰省するなど、パターンを変えてみては。

多様な価値観を見つめてみる
世の中にはいろんな人、いろんな家族がいて、価値観は人それぞれ、生き方も実に多様です。赤ちゃんを待つこの時期、自分の家族観や育児観を見直すチャンスととらえてみては。

妊娠してもいつもどおりに
身体を安静にすると、かえって意識してしまうので、できるだけ、いままでどおりの生活を続けましょう。緊張するとのどの渇きを感じないことがあるので、1日に水分を1.5リットル以上飲むことを心がけて。
不育症の治療はご夫婦で命の意味を考えること

 1950年代に発表された世界で最初の不育症の研究は、流産を重ねて精神的にダメージを受けた女性のケアを目的にしたものでした。ストレスのことは数値化がむずかしく成果がわかりにくいため、現在は遺伝や免疫の観点からの研究が主流です。しかし、実際に何度も流産、死産を繰り返して精神的に苦しんでいるご夫婦がたくさんいるのですから、心理的な治療にもっと注目してもいいと思うのです。私は、傷ついた心の修復を少しでもできれば、という思いで治療にあたっています。

 不育症の場合、理想的と思われる治療をしても成功率は1回の妊娠につき年齢により約60~90%。残りの10~40%は運命(胎児の偶然的染色体異常)というのでしょうか、それを受け入れる覚悟が大事です。物の見方を変えると気持ちに余裕が生まれ、次に向かう勇気が湧いてきます。力を合わせて治療にとり組む過程が、ご夫婦にとって意味あるものと確信しています。

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